令和6年2月9日に国会へ提出されました「雇用保険法等の一部を改正する法律案」が、令和6年4月11日の衆議院本会議において賛成多数で可決し、衆議院を通過しました。(「改正雇用保険法案、国会へ提出」(令和6年2月14日)参照)
今後、参議院審議を経て、今国会で成立する見通しとなりました。
この改正法案により、
- 雇用保険の対象拡大
- 教育支援やリ・スキリング支援の充実
- 育児休業給付に関連する安定的な財政運営の確保措置
などを講ずることになります。
今回最も注目されている「雇用保険の適用拡大(雇用保険加入要件の一つである「週所定労働時間」を『20時間以上➡10時間以上』に緩和)」については、令和10年10月1日から施行予定。これによりパートやアルバイト(短時間労働者)など新たに481万人の加入が見込まれています。
厚生労働省【雇用保険法等の一部を改正する法律案(概要)(令和6年2月9日提出)】